クレスト症候群

クレスト症候群は、いわゆる限局性皮膚硬化症の旧名です。 全身性強皮症とは対照的に、限局性強皮症は指または遠位四肢のみに限定され(体幹の病変を伴わない)、より良性かつ緩慢性の疾病経過を伴います。

限局性強皮症患者のほとんどは、石灰沈着症(皮下石灰沈着)、レイノー現象、食道運動障害、強指症(細く、蒼白い、硬化した指)および毛細血管拡張症(小浅血管の持続的な拡張)を特徴とするクレスト症候群の特徴を発症します。
内蔵障害は一般に食道および胃腸管の食道以外の部分に限定され、肺障害は見られません。

以上の症状を持つ患者の多くはクレスト(CREST)の特徴全てを有していないため、「クレスト症候群」という用語は「限局性強皮症」に改名される必要があります。