ImmunoCAP Specific IgG4

ImmunoCAP Specific IgG4 を用い、 IgG4 抗体を数量化することは、免疫反応の適切な評価につながります。ここでは、ImmunoCAP Specific IgG4の臨床価値、検査結果の予測および検査原理の詳細を知っていただけます。

ImmunoCAP Specific IgG4 は、ヒトの血清および血漿中の抗原特異的な IgG4 抗体を測定します。 特異的 IgG4 抗体の測定はこれまでも、喘息、鼻炎、じんましん、湿疹、胃腸疾患といったアレルギー疾患に関する臨床研究に用いられてきました。免疫療法のモニタリングにおいては、一般的に特異的 IgG4 抗体値の上昇が認められます。

期待される試験値

特異的 IgG4 抗体は、抗原暴露の標識であって、疾病には直接関係していないため、通常、特異的 IgG4 抗体に関する推奨カットオフ値はありません。検定結果は抗原内および抗原間で異なります。IgG4 値が上昇したか否かを判断するには、健常人から採取した多数の検体において特定の抗原に対する特異的 IgG4 抗体の基準値を測定した上で、できれば患者グループの値と比較しなければなりません。

検体の採取および作成

  • 標準的な方法に基づき血液検体を採取し、血清または血漿を作成する
  • 輸送目的に限り、検体は室温(RT)で保管する
  • 1週間までは2~8℃、それ以上は-20℃で貯蔵する
  • 凍結と融解の繰り返しは避けること

重要事項

あらゆる診断検査同様、最終的な臨床診断は単一の検査法による結果のみを基準に下すべきではありません。医師は、あらゆる臨床所見および検査所見を評価した上で、診断を下す必要があります。